症状
電源を入れてメーカーロゴが出た後、黒い画面に英語の文字が表示されて起動しないという症状。
故障状況
HDD診断すると先頭セクタ部分に読み込みエラーが発生している状況。
お客様からの希望
消えて欲しくないデータで写真や書類、住所録、メールデータなどがある。
これらのデータを守りながらパソコンを使用したいというご希望でした。
弊社からの作業提案
HDD以外で故障している部品は無く、使用用途も週に2~3日、30分程度でインターネット、メール、写真の取り込み、年賀状作成などと一般的な使用用途でした。
2007年製ということもあり、年数が経過している状況でしたので、パソコンの買い替えは検討していないかご確認したところ、使い慣れたパソコンであまりパソコンに費用をかけたくないというご要望でした。
それであれば、故障HDDから新品HDDへデータクローン作業を行い修復・調整を行う作業提案を行いました。
こちらの作業であれば、データが守れることはもちろんですが、今まで使用していた状況と全く同じ設定・アプリケーションの環境で使用することが可能です。
作業結果
HDDのクローンを行った後に交換を行いました。その後、Windowsが起動するようにシステム修復して動作チェック・負荷テストを行いました。
納品後にお客様に動作確認をしていただいたところ、故障する以前に快適に使えていた時とまったく変わらずに使用できることに感動されていました。
メーカーにも修理問い合わせを行っていたそうですが、データは消えてしまい設定も自分で最初からやり直さなければいけないと案内されていたのでとても困っていたそうです。
今回は、HDDの故障が軽度の段階で修理ご相談があったため、修理期間3日と短い期間で修理することが出来ました。